現在では全国で食べられるほど有名になり、スーパーなどでも手軽にもつ鍋セットなどが売られていてその美味しさを楽しめるようになっています。そんな日本人が好きなもつ鍋は、牛や豚のもつを主な材料とした鍋料理です。もつとは、小腸や大腸などの内臓の肉のことを指します。もつは別名ホルモンとも言います。

ホルモンとは流通させずに廃棄していた部位を含む臓物(皮・胃・肝臓・心臓・腎臓・子宮・肺・腸)を指し、内分泌のホルモンが由来となっていますが、「放るもん」(ほおるもん」というだじゃれから「ホルモン」となった俗説が有名ではないでしょうか。もつ鍋は福岡・博多で終戦後にもつ肉とニラをアルミの鍋でしょうゆ味に炊いたものがルーツになっています。その後、ごま油で炒めてもつを入れて調味料やネギなどを加えたすき焼き風に食べられるようになりました。また、福岡の和菓子店が終戦後に砂糖の入手が困難なった際に和菓子のかわりに、モツを使い鍋物として売り出したのが福岡の持つ鍋のルーツとも言われています。

現在のモツ鍋はかつおや昆布でダシを取ったものに、しょう油や味噌で味付けをして、その中に下ごしらえをしたもつを大量のニラやキャベツ、もつの臭みを消すためのにんにくのほか、好みで鷹の爪(唐辛子)を火にかけて煮込んで食べます。食べ終わりの締めの鍋にちゃんぽんの麺を入れて食べることも多いです。お店によっては水炊き風に酢醤油をつけて食べる方法をオススメしています。鍋は土鍋ではなく、両側に取っての付いた浅いステンレス鍋を使うことが多いのももつ鍋の特徴です。

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